FPクイズ「成年後見制度」

2022-01-20

FPクイズ

問題 成年後見制度の一つである法定後見制度に関して正しいものは次のうちどれでしょうか。

 
 

法定後見制度は、「後見」、「保佐」の2段階に分かれている。

 
 

判断能力の不十分な方々を保護・支援する後見人等は、家庭裁判所で選ばれる。

 

後見人等は、本人の判断能力が十分なうちに選ばれる。

 



正解 2 

解説

 法定後見制度は「後見」、「保佐」、「補助」の3段階に分かれており、家庭裁判所により選ばれた後見人等(後見人、保佐人、補助人)が本人の利益を考えながら本人に代わって契約の代理や取り消しをします。
 後見制度:後見人が本人に代わり契約の代理や取り消しができます。
 保佐制度:保佐人が本人に代わって契約の代理や取り消しを行う場合は制限があります。
 補助制度:補助人が本人に代わって契約の代理や取り消しを行う場合は本人の同意が必要です。
 なお、本人が十分な判断能力があるうちに成年後見人を選ぶ制度は「任意後見人制度」であり、本人の判断能力が不十分な場合に選ぶ制度が「法定後見人制度」です。

FPからのメッセージ

 法定後見制度は成年後見制度の一つですが、高齢化社会の進展により、今後益々重要性が高まってくる制度でもあります。
 認知症等で判断能力が低下したお年寄りの生活をサポートしていくことで、契約や財産上のトラブル等を未然に防ぐことが必要と考えられています。
 このような制度に関心を持ち、理解を深めることはとても大切なことですので、地域で活躍している専門家に話を聞いてみましょう。




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